それでも、生きてゆく ヒツジ草のみちくさ日記Ⅱ
 
welcome to http://hituzigusa01.blog61.fc2.com/

 スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


--/--/-- | --:--
スポンサー広告

 それでも、生きてゆく 

(長文です。よろしればお付き合いください。
昨日下書きにしたつもりが、公開になってて、朝、超あせったw
追記して完成させました。今の気持ちを書きとめておきたくて…。)

いよいよ、次回最終回です。
毎回息もつかせぬ展開で、終るとしばし呆然。
う~む。と考えさせられる事多々。
ご覧になっていない方もいらっしゃると思うので、
粗筋も書きつつ思うことをつらつらと。

<登場人物>
・友達の妹だった5歳の少女を殺してしまった少年文哉、
その妹、双葉、父、育ての母と、妹。
・妹を殺されてしまった兄洋貴と母。
・文哉を預かっているみかん農場の主とその家族。


それぞれ、バラバラに息を潜めるようにして暮らしてきたのが、
双葉と洋貴が接点を持ったことで、人間関係が複雑に動き出した。

・加害者家族と被害者家族という正反対の立場ではあるけど、
世間やマスコミから身を隠すようにして生きてきた。
事件があってから、どちらの家族も時の流れが止まったままで、
がんじがらめになって抜け出せないでいるようだった。。

・妹の双葉は、お兄ちゃんは本当は殺していないんじゃないかと思っていた。

・妹を殺された兄洋貴は復讐のために、文哉をずっと探してきた。

・被害者の母は自分がちゃんとついていなかったからだと自分を責めてきた。
加害者家族に嫌がらせの電話をかけ続けていた。

・加害者家族(父、母、双葉とその妹)は、
文哉とはもう縁を切ったと接点を持たずに暮らしてきた。
双葉はそういう家族の思いとは少し違っていた。

それが、一つ一つ向き合って、
うやむやにしていた事が徐々にはっきりしていくことで、
すこしずつ前に進みだした。

・毎回家族同志が対峙する場面があってすごい迫力。
特に被害者母大竹しのぶと犯人文哉のつかみ合いの対峙シーンは圧巻だった。
普段、おっとり癒し系な感じの方ですが、ホントスゴイ女優さんですね。

双葉ちゃんと、洋貴の毎回の掛け合いは結構スキです。
自分を前に出さない引いた感じのやりとりなんだけど、コミカル。

・文哉は双葉や家族にはほとんど接点がなかったのだが、
農場の日向夏をもって元の家に行ったりしている。
双葉はおにいちゃんが人を殺したのは何かの間違いだったと信じていたが、
やぱり殺していた事を知る。そして過去の罪を反省していない事を知る。
日向夏は僕に気が付いて、という文哉からの合図なのだろうか?
それとも、お供え物みたいな感覚?

・被害者家族と会うことで、文哉の父(時任三郎)は、
やはり文哉を探そうと気持ちが変ってきた。

・被害者の兄洋貴は文哉にあったら、復讐をしてやろうと小刀を常備してた。

・その頃文哉の方ではマジメに働いていたのに、
農場に過去を知った新顔が増えて、その新顔が過去の罪をバラシたために、
農場主の娘にも知られてしまった。

娘(サトエリ)は以前は文哉に好意さえ持っているようだったのに、
殺された少女と同じ年頃の娘をもっており文哉に過剰に反応するようになる。
少しの間娘と文哉がいなくなって膝をすりむいて帰ってきたら
「あんた、娘に何をしたの?」と包丁を手に詰め寄った。
文哉にとっては禁句である「あんたなんか、生まれてこなければよかったのに」
の言葉を言ってしまったがために、文哉の感情のコントロールは不能になり、
(多分)もみ合っているうちに刺してしまった…。
(この2度目の殺人未遂はもしかしたら…
もっと早く文哉を見つけ出していれば防げたかもしれないと、誰もが悔やんだ。)

文哉の心境については、双葉に会った時や農場での場面で触れられるだけで、
なぜ、15年前に少女を殺してしまったのかはっきり語られることはなかったが、
先週の回でようやくその全貌がみえてきた。

・文哉と双葉の母は、育児に行き詰っていて(おそらく産後うつか?)
文哉にあんたたちが生まれてこなければ、もっとハワイ行かれたのに…
そんな言葉を日常的に文哉に言っていた。(双葉は多分小さくて覚えていない)
そして、母は子供達を残し飛び降り自殺をした。(父は事故だと思っている)

・文哉は(殺人を犯してしまった)あの日、ホントは自分が死のうと思って、
三日月湖(殺害現場)に行こうとしていた。
少女がフランダースの犬のネロの話をして、
「ネロは生まれてこない方が幸せだったのかな?」と言った。
それを聞いたことで、少年文哉は理性のコントロールが効かなくなった。
「お母さん助けてと頭に念じた…」気が付いたら少女は三日月湖に浮いていた。

(文哉が少年刑務所で少女が死んだ場面の絵(湖に少女が浮かんでいる絵)を書いて
「あきちゃん綺麗だった」とつぶやくシーンがあり、非常に恐ろしい感じがしたのだが、
それは文哉にとっては「死んだらお母さんの元に行かれる」「死は美しいもの」
(お母さんの死を受け入れるために)そんな心境が働いたセリフだったのかなと感じた。
そして、今の文哉も、あの頃の精神年齢のまま止まっているようだった。

文哉は双葉を同志だと思っており、
一緒にお母さんのお墓のある故郷に行きそこで暮らそうと言う。
しかし双葉に「命を奪うと言うのはもう取り返しが付かないんだよ」と詰め寄られる。
絶望した文哉はお母さんの実家に一人で行き、
自分達家族の写真を探し、そこに愛情のかけらを見つけようとするが、見つける事ができない。
そして、夏祭りの会場となっていた学校のプールで入水自殺を図る。

反省のかけらも見えないお兄ちゃんを、
自分が殺そうと文哉のあとを追いかける双葉、
その異変に気付いて止めに行こうと追いかける洋貴。
お母さんの実家にたどり着き自殺すると言ってたと聞き、文哉を探しながらも、
「このまま放っておけば、誰の手も下さずに文哉は死んで、皆幸せになる…」
探すことを一瞬めらったりもする双葉。
しかし、いざ文哉がプールに浮いている所を発見すると、無我夢中で助けてしまう。

相手を刺してしまった「刃物」と対照的に、
文哉が自分の手足を縛ったガムテープをはずして助けるために、
洋貴の小刀は使われた。そして、息を吹き返した文哉。

緊張のプールの場面から一転、食事をしようと町の食堂に入った三人。
最初は妹を殺され、文哉に復讐しようと15年間ずっと探していた洋貴だったが、
文哉の手を思わず握り、「双葉に会って自分は変った。」
(二人はお互いに、相手に殺人を犯して欲しくないと思っている)
「だからきっと文哉も変れる。一緒に朝日を見にいこう」
しかし文哉は「お兄ちゃんはお腹が空いたんだ。ご飯まだかな?」
高笑いする洋貴。ただオムライスを掻き込む文哉。泣いてる双葉。
そして、出頭する文哉の後姿に、とび蹴りを食らわしボコボコに殴る双葉。。。

文哉の心の闇の深さにただ呆然となった今回だったけど、
文哉が聴取されて全容が明らかになるのか?(しゃべるのか?)
明らかになったとして、サトエリの父はその事実をどう受け止めるのか?
みんなはどう受け止めるのか?
(正当防衛だろうがなんだろうが、娘が植物状態なのは変わりがない)
その父、娘の延命拒否の署名をしながら
「こんな状態じゃ生きているといえない」と言ったセリフ。
それじゃあ、文哉は「生きている」と言えるのだろうか?
今まで「生きていた」と言えるのだろうか?
双葉や洋貴、大竹母、双葉の父、母、みんな15年間半分死んでて、
今やっと息を吹き返したような感じがしている。
「生きる」って何なんだろうか?

それと、「あんたなんか、生まれてこなければよかったんだ。」
それはたとえ相手が殺人犯でも、言ってはいけないセリフだった。
(でも、自分が被害者やその家族だったら、そう思えるのか?)

この言葉、文哉にとっては禁句だった訳だが、
日ごろ安易に口にして居るセリフの中に、
実は気付かずに相手を傷つけている言葉はないのか?

子供の虐待のニュースとか増えてて、
心の闇を抱えたまま大人になっていく人はいないのか?
その闇をどうしたら解消できるのか?

最終回。文哉が人間の心を取り戻せるのか?
毎週毎週、いい意味で期待を裏切られ続け、想像以上の展開を見せるので、
来週どんな風に決着をみるのか楽しみではあります。
(双葉と洋貴は期待通りに展開してくれそうな気がするのね。)

しかし…。こうやって書いてるだけでもぐったりするのに、
体当たりで演じている役者さんたち。現場のスタッフさん達。
スゴイですね~。感服いたします。

2011/09/11 | 00:58
つぶやきコメント:2トラックバック:0
 コメント 
毎週、見てます。1話から、激はまりです。
10話のオムライスの所の洋貴の話はホントに良かったけど
文哉にはぜんぜん届いてない感じでしたね。
2011-09-11 日  14:08:03 |  URL | 空の書斎 #sSHoJftA [編集]
おぉ。ご覧になってますか!
毎回、引き込まれますよね~。
洋貴の話、感動的だったけど、
全然響いてない感じでしたね~。がくっとしました。
苦しみも悲しみも痛みも感じないように、
感覚を鈍磨させていると言うか、自分を閉じていると言うか…。
生まれてからずっと自分を閉ざして生きてきたんだとしたら、
そう簡単には届かないのかもしれませんね。
どうしたら、文哉に響くんだろう。
鍵を握っているのは、妹か、実父か、
被害者母か、育ての親か…?う~む。
大竹しのぶかなぁ。
2011-09-12 月  00:27:54 |  URL | ヒツジ草 #nKD1BgzM [編集]
 コメントの投稿 


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバッ クする(FC2ブログユーザー)


 
Copyright © ヒツジ草のみちくさ日記Ⅱ All Rights Reserved. Powered By FC2. 
Template Desingned by ちょwwwのけものオンライン?
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。